秩父弁だんべぇ
このところ異常気象が続いて、ひとたび台風がくれば各地で甚大な被害をこうむっている。台風のもたらす大雨の象徴は河川の濁流である。この濁流をボタ濁りというが、秩父独特の言葉にドス濁りがある。 ボタ濁りは真 ……
タマゲラカスとは、驚かすの秩父言葉。タマゲサセルとオドロカスの合成語かも。タマゲルとは漢字で書けば「魂消える」でタマギエルが約まって、タマゲル。だから古くはタマギルともいい、「魂切る」と書いた。「肝を ……
「ここへウッケとくからな」というように、秩父では載せることをウッケルといった。ていねいに言うつもりか、ウチケルと言うこともあった。また、エッケルとかイッケルという言い方もした。 ウッケル、エッケルとい ……
赤ん坊に向かって「いない、いない、バー」とおどけた表情をしてあやすことを、秩父ではチョースといった。チョースと言うと、愛するとか、かわいがるという意味をもった、寵という字が浮かんでくる。寵愛するという ……
交通の便がいい所をツガイイと言った。通と考えられていたが、実は津であるようだ。『和妙抄』(934)は「津は水を渡る処」 『名語記』(1275)は「船の停まり」、「日ポ辞書」(1603)は「すなわち港」 ……
この頃 復活調の方言にコヂューハンがある。240年ほど前の方言辞書『物類称呼』に「東国の農家にて午未の刻の間に食事をするをこぢゅうはんと云。小昼飯なるべし」とある。それより約50年後の『柳亭記』は、「 ……
成仏とは仏教用語で、あらゆる煩悩を脱して悟りを開くこと。つまり理想的な人格の完成をいう。 これを生身の人間にはなかなか難しいことなので、死んだ肉体が滅した時にそれができると考えられたことから、室町時代 ……
ブッカース、ブッカーサルといえば、高齢者は薯(いも)洗い棒、二本の棒を×の形に縛ってたるの中に薯を洗う道具などを連想する。いまはそんな道具も見なくなったが、元の語は「交わす」に接頭語のウチをつけたもの ……
昨日の前の日はオトトイ。漢字では一昨日と書く。昨という字は、日に積み重ねるという意味を表わす乍を加えたもので、以前とか昔のこと。転じて、位置やへだてた前の日という意味になった。 ところで一昨日を秩父で ……
西秩父にはエビシという郷土料理がある。胡桃やピーナッツ、柚子の皮、生姜などを刻んで胡麻、砂糖、醤油、酒を加えた小麦粉を水で練り、棒状に丸めて蒸し上げたもの。戦国時代から伝わる保存食といわれて、盆正月、 ……
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