秩父弁だんべぇ
近所の家に出来事があった時、とりあえず駆けつけて庭先か玄関で挨拶して帰るのをケードージンギという。 顔見知り程度の人が通りがかって家人と顔があった時に、その場でお悔みを述べるのもケードージンギ。 ジン ……
公文というと学習塾を連想する人がいるかもしれないが、秩父には割勘のことを公文とか、公文勘定という言い方が戦後まで残っていた。個人的な事より地元負担金をいうことが多かったが。 この語源は上代の律令制度と ……
ケチケチと細かい注文をつけることを「ジミィ言う」という。職人さんなどが仕事中に施主からあれこれと注文をつけられると「ジミィ言われてかなァねぇ」という。これも秩父地方の方言である。 ジミというと派手 ……
くれ好きで、何でも人に遣ってしまうカアちゃん。亭主とすれば「全く、テボッケナシなんだから、いくら稼いだってのこりゃっしねぇ」と、愚痴ることしきり。 テボッケナシとはルーズで経済観念のない人をいう言 ……
このところ異常気象が続いて、ひとたび台風がくれば各地で甚大な被害をこうむっている。台風のもたらす大雨の象徴は河川の濁流である。この濁流をボタ濁りというが、秩父独特の言葉にドス濁りがある。 ボタ濁りは真 ……
タマゲラカスとは、驚かすの秩父言葉。タマゲサセルとオドロカスの合成語かも。タマゲルとは漢字で書けば「魂消える」でタマギエルが約まって、タマゲル。だから古くはタマギルともいい、「魂切る」と書いた。「肝を ……
「ここへウッケとくからな」というように、秩父では載せることをウッケルといった。ていねいに言うつもりか、ウチケルと言うこともあった。また、エッケルとかイッケルという言い方もした。 ウッケル、エッケルとい ……
赤ん坊に向かって「いない、いない、バー」とおどけた表情をしてあやすことを、秩父ではチョースといった。チョースと言うと、愛するとか、かわいがるという意味をもった、寵という字が浮かんでくる。寵愛するという ……
交通の便がいい所をツガイイと言った。通と考えられていたが、実は津であるようだ。『和妙抄』(934)は「津は水を渡る処」 『名語記』(1275)は「船の停まり」、「日ポ辞書」(1603)は「すなわち港」 ……
この頃 復活調の方言にコヂューハンがある。240年ほど前の方言辞書『物類称呼』に「東国の農家にて午未の刻の間に食事をするをこぢゅうはんと云。小昼飯なるべし」とある。それより約50年後の『柳亭記』は、「 ……
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