葬儀後の手続き

ご葬儀後には、事務の引継ぎ、期限を定められた役所手続きなどがございます。
以下必要なお手続きをご案内いたします。                 
わからないことなどがございましたら、担当弊社までお気軽にご相談ください。

事務引き継ぎ

葬儀が終わり落ちつきましたら、その日のうちに、葬儀の際にお手伝いをしてくださった世話役の方にお礼を述べ、
会葬者名簿、香典、弔電などを受け取ります。お金の精算、立て替え金の返済などを行なってください。

 ・住民票の抹消届

市町村役場の戸籍・住民登録窓口にて、住民票抹消届を提出し、故人を住民票から削除してもらう手続きを行ないます。
故人が世帯主だった場合、世帯主変更届の提出が必要です。世帯主変更届は、亡くなられてから14日以内に、届出人の印鑑と本人確認書類を添えて提出します。

 

・国民健康保険の脱退手続き

故人が国民健康保険に加入していた場合、亡くなられてから14日以内に国民健康保険の脱退手続きを行います。
市区町村の国民健康保険窓口にて、国民健康保険異動届と、故人の国民健康保険証の原本を提出して手続きを
行ないます。

・年金受給停止の手続き

故人が年金を受給していた場合、「年金受給権者死亡届」を提出し、年金受給停止の手続きを行ないます。
国民年金の場合は住所地の市町村役場にて死亡日から14日以内、厚生年金の場合は社会保険事務所にて死亡日
から10日以内に手続きを済ませます。手続きには、年金受給者の死亡届と年金証書、戸籍抄本や死亡診断書の
コピーなどが必要となります。

・介護保険資格喪失届

故人が65歳以上、または40歳以上65歳未満で要介護認定を受けていた場合、介護被保険者証の返還手続きを行います。

ーその他なるべく早く行なう手続きー

・公共サービスの解約、名義変更手続き

電気、ガス、水道、携帯電話、インターネットプロバイダーなどの名義変更もしくは解約の手続きを行ないます。

・生命保険の請求

故人が生命保険に加入していた場合、保険金が支給されます。保険証書をご用意ください。

 
七七日忌法要
ー七七日忌法要のご準備ー

・日程の決定

法要の日時はご住職や親戚と相談して決めます。 忌明け法要は、四十九日目が平日の場合は参列者の都合を考え、
直前の土・日曜日にずらして集まりやすいように考慮します。一般的には、四十九日目を過ぎないように行ないます。

・人数の決定

お呼びする人を選んで、人数を決めます。

・会場の決定

会場をご用意いたします。弊社までご相談ください。

・料理の手配

法要終了後、ご住職と参列者をもてなす席を設けます。
招待人数に応じて、お清め料理の手配を行います。

・供花・供物の手配

供花や供物の手配を行います。

・法要の連絡

日時と場所が決まったら、電話や手紙で列席者に連絡します。先方の都合を考え、法要を行う3週間ぐらい前
までには連絡しましょう。

・ご住職との打ち合わせ

ご住職との打ち合わせでは、ご住職の送迎方法、お布施の額を決めておきます。
お布施は水引きのない不祝儀袋を用意し、表書きは「御布施」とし、その下に施主の姓名を書きます。
金額は葬儀のときよりは少なくなりますが、分からないときは弊社までお問い合わせください。

・引き出物の手配

七七日忌法要では、香典返しとは別に引き出物を用意し参列者に渡します。

七七日忌法要に関して分からないことなどがございましたら弊社までご相談ください。

 
位牌・仏壇
―位牌とは―

位牌は亡くなられた方の霊をまつるため、戒名や法名を記して、家庭の仏壇に安置する木製の牌を言います。
忌明けの四十九日に漆塗りの位牌に書きかえて仏壇に納めます。

・位牌のご準備

本位牌は作成までに2週間程度かかることが多いので、法要の日程から逆算して早めに注文ください。
基本的に宗派によってお位牌の形の指定はありませんが、ご判断がつかない場合には、弊社までご相談ください。

―仏壇とは―

仏壇には二つの意味があります。ひとつ目は「仏様をお祀りする家のお寺」、ふたつ目は「ご先祖様のお家」
という意味です。
仏壇は仏教徒として仏様に手を合わせるための場所で、 位牌はご本尊の傍に 置かせてもらっていると説く方
もいらっしゃいますが、仏教には、亡くなった人は全て仏様になるという考え方があり、仏様になったご先
祖様の位牌をご本尊の傍に置いて、毎日お参りするのが家庭内の仏壇となります。

・仏壇のご準備

仏壇には、伝統的な金仏壇と唐木仏壇が有名ですが、マンションのリビングやダイニングにもマッチする
家具調仏壇もあります。

弊社ではいろいろな種類の位牌、仏壇をご用意しております。お気軽にご相談ください。

 
遺品整理と形見分け

―形見分けとは― 故人の思い出がつまったものや生前大切にしていた品々を、家族、親戚や親しい方
へ分けることを「形見分け」と言います。

・形見分けの時期
形見分けは仏教の四十九日法要が過ぎてから行うようにしましょう。

―遺品整理とは―
遺品整理はいつから始めないといけないという決まりはないため、急がず、お気持ちの整理がついてから
行うことをおすすめします。
遺品整理に関する知識や経験が豊富な専門業者に依頼することで、ご遺品のお焚き上げのご提案など、
悲しみに寄り添うサポートが受けられます。専門業者の紹介を希望される方は、弊社までご相談ください。

 
お墓・手元供養

ーお墓と納骨ー
お墓をお持ちでない方は、埋葬方法について悩むこともあると思います。多様化する埋葬方法について
ご案内いたします。

・お墓の建立

お寺の檀家にならなくても、霊園に区画を購入し、お墓を建立することができます。

・永代供養墓

お寺や霊園の中に設けられた合同の墓石に他の不特定多数の方のご遺骨と一緒にまとめて埋葬する方法です。
身寄りがなくても永代にわたって供養してもらえます。

・樹木葬

墓石の代わりに樹木をシンボルとするお墓です。永代供養であることが大きな特徴であり、夫婦2人の
お墓として、単身のお墓として、好まれています。

・海洋散骨

海洋散骨とは、ご遺骨をパウダー状に粉砕して、水に溶ける折り紙などに包んだうえ、海にお返しする
自然葬の一つです。

―手元供養ー

お墓が遠方でなかなかお参りできない。いつでも故人を身近に感じていたい。このような場合に、
ご遺骨の一部を分骨し、ペンダントに入れて身につけたり、小さな骨壺に入れて自宅に置くこともできます。

お墓や納骨についてのご相談や手元供養品のご準備につきましては弊社までお気軽にお問い合わせください。

 
相続

遺産相続や名義変更は複雑ですので、法律に知識が必要な時には弁護士や、公共の法律相談機関など
に相談することをおすすめします。
弊社では、行政書士、司法書士、税理士、弁護士など士業の専門家とのネットワークを持ち、相続
相談や諸手続きの相談先をご紹介いたしますので、お気軽にお声がけください。

―相続手続きの流れ―

・7日以内

相続の開始(ご本人の死亡)
死亡届の届出

・3か月以内

遺言書の有無の確認
相続人確定の手続き
遺産と債務(相続財産)の概要の把握
相続の放棄・限定承認の手続き

・4カ月以内

死亡した本人の準確定申告

・10カ月以内

遺産と債務(相続財産)の確定と評価
遺産分割手続き
相続税の申告・納付

―申告の準備―

・相続人の確認

被相続人と相続人の本籍地から戸籍謄本を取り寄せて相続人を確認します。

・遺言書の有無をの確認

自宅や貸金庫などから「自筆証書遺言」や「秘密証書遺言」が見つかった場合は家庭裁判所で
検認の手続きが必要です。
家庭裁判所の検認を受けるまで、相続人は遺言書を開封してはいけないので注意してください。

・遺産と債務の確認

遺産と債務を調べて、その目録や一覧表を作ります。

・遺産の評価

相続税にかかる財産の評価については、相続税法と財産評価基本通達により定められ一般に公表されています。

・遺産の分割

相続人全員で遺産の分割を協議して、分割協議が成立した場合には、遺産分割協議書を作成します。

・申告と納税

相続税の申告と納税は、被相続人が死亡した日の翌日から10カ月以内に行なうことになってます。

―相続の承認-

相続方法は、「単純承認」「相続放棄」「限定承認」の3種類があります。

・単純相続…プラスの財産マイナスの財産も含め、全ての遺産相続します。
・限定相続…受け取った遺産の範囲内で借金や負債を返済します。
・相続放棄…マイナスの財産も相続しない代わりに、プラスの財産も相続しません。

相続人の相続発生時にマイナスの財産が見つかり「相続放棄」をする場合、原則「相続開始
(被相続人の死亡)から3か月以内」に家庭裁判所に申し立てをしてください。

 
春のお彼岸

ー春のお彼岸ー
・春のお彼岸の日にち

毎年3月の春分の日をはさんで前後3日合計7日間です。

ーお彼岸を迎える準備ー

・お仏壇、仏具の掃除
・お墓の掃除
・供花やお供え

ーお墓参りー

お墓参りは、ご家族みんなで出かけましょう。
両親がご先祖様を祀る姿は後の世代に受け継がれてゆくことでしょう。

・持ち物

お線香
ろうそく
マッチ (ライター)
お花
お供物

・お掃除

お墓参りに行ったら、まずお墓の清掃をしましょう。
墓石は水をかけて洗い流します。
水鉢や花立、香立てはゴミがつまりやすので丁寧に洗います。
墓石の彫刻部分は、歯ブラシで細かい汚れを落とします。
洗い流したら、タオル等で水気を拭きとります。

・お供え

お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
水鉢にきれいな水を入れます。
花立てに供花の長さを整え、お供えします。

 
お盆

ーお盆とはー
お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれます。亡くなられた方やご先祖様が、
あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を
過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せ(=冥福)を祈る行事となっています。

ーお盆の期間ー

お盆の期間は、一般的には8月13日~16日の4日間。(東京の都市部などでは7月)

ー新盆ー

故人が亡くなられてから初めての盆を「新盆(あらぼん)」といい、、より丁寧な供養を行ないます。
ただし四十九日の忌明け前にお盆を迎えた場合は、新盆は翌年に行ないます。

ーお盆の準備ー

・仏壇の掃除

お仏壇の細部まで丁寧に掃除をしてください。

・おがら

迎え火、送り火に使います。

・精霊馬と精霊牛

故人やご先祖様をお迎えし、お送りするために、キュウリやナスで作ります。
「霊が来るときには馬に乗って早く、帰るときには牛に乗ってゆっくり」という願いが込められています。
そのため、お迎えするときにはお仏壇側に向けて、お送りするときには外側に向けてお供えします。

・盆棚(精霊棚)

故人やご先祖様の霊をお迎えするための棚となります。仏壇の前に設置し、お位牌を仏壇から盆棚に移します。

・盆提灯

盆提灯は、故人・ご先祖様の霊が迷うことなく家に辿り着くことができるように、お盆の間中灯しておく
提灯となります。

・お供え物

季節の果物や野菜、供花、お線香、ロウソクをお供えします。 また、初盆の際にはお団子を準備するのが一般的です。

・お墓の掃除

迎え火を焚く前までに、お墓の掃除をします。

 
秋のお彼岸

ー秋のお彼岸ー
・お彼岸の日にち

毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日合計7日間です。

ーお彼岸を迎える準備ー

・お仏壇、仏具の掃除
・お墓の掃除
・供花やお供え

ーお墓参りー

お墓参りは、ご家族みんなで出かけましょう。
両親がご先祖様を祀る姿は後の世代に受け継がれてゆくことでしょう。

・持ち物

お線香
ろうそく
マッチ (ライター)
お花
お供物

・お掃除

お墓参りに行ったら、まずお墓の清掃をしましょう。
墓石は水をかけて洗い流します。
水鉢や花立、香立てはゴミがつまりやすので丁寧に洗います。
墓石の彫刻部分は、歯ブラシで細かい汚れを落とします。
洗い流したら、タオル等で水気を拭きとります。

・お供え

お菓子や果物は直接置かず、二つ折りした半紙の上に置きます。
水鉢にきれいな水を入れます。
花立てに供花の長さを整え、お供えします。

 
一周忌法要

ー一周忌法要とは―
一周忌法要とは、故人様が亡くなってから満1年後の命日に行われる法要をいいます。ご親族や親しい間柄の方などを
お招きし、故人様を偲ぶのが目的です。一周忌法要の準備は2カ月前までにしておきましょう。

・日程の決定
ご住職、参列者の都合に合わせて満1年目の命日に近く、命日より早い土曜日や日曜日に行ないます。

・人数の決定
お呼びする人を選んで、人数を決めます。

・会場の決定
写真、位牌がおけるかなどの確認を行なう必要がございます。会場のご紹介が必要な場合は、弊社までご相談ください。

・料理の手配
一周忌法要の後は会食の席(お斎・おとき)を設けるのが一般的です。会食会場は一周忌法要が執り行われる会場や参
列者の事情に合わせて準備するとよいでしょう。予約の際は、法事で利用することを伝えましょう。

・法要の連絡
日時と場所が決まったら、電話や手紙で列席者に連絡します。先方の都合を考え、法要を行う3週間ぐらい前までには
連絡しましょう。

・引き出物の手配
引出物の手配
一周忌法要の引出物には、参列者への香典返しの意味があります。

 
三回忌法要

ー三回忌法要とは―
三回忌は、一周忌の次の法要です。故人が亡くなってから満2年後(翌々年)に執り行います。
年忌法要では、追加の裁きを受けることができるとされており、親族が集まって、故人がより
よい処遇を受けられるようお祈りします。

・日程の決定

ご住職、参列者の都合に合わせて命日前後の休日に設定します。

・人数の決定

家族と近しい親族を呼んで法要を営むことが多いですが、家族のみで営むケースも増えてきています。

・会場の決定

写真、位牌がおけるかなどの確認を行なう必要がございます。予約の際は法事で利用することをお伝えください。

・料理の手配

三回忌法要の後は会食の席(お斎・おとき)を設けるのが一般的です。

・法要の連絡

日時と場所が決まったら、電話や手紙で列席者に連絡します。

・引き出物の手配

三回忌法要では、参列者は香典を持参してくることが一般的ですので、それに対して返礼品
の用意をしておきます。

三回忌法要のことでわからないことがございましたらお気軽に弊社までご相談ください。

株式会社むさしの
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