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秩父お葬式相談所
「お葬式」には、ただでさえ多くの決まりごとがあり、初めて経験される方々などは迷ってしまいがちです。特に、私たち秩父のお葬式には、他の地域にはない「しきたり」や「風習」が沢山あります。この秩父お葬式相談所は、分かりにくいお葬式の情報を広くお伝えし、皆さんからのご質問やご相談にお答えしていくことで、「情報や知識がないために起こる不安」をなくしていきたいと思い、開設いたしました。 ご質問、ご相談がある方は、どうぞお気軽にお寄せ下さい。むさしのの葬儀アドバイザーが、誠心誠意お答えいたします。


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秩父のお葬式10の特徴

ここでは、秩父地方の古くからのしきたりをご紹介します。

ここでご紹介する秩父の風習も、だんだんと都会のしきたりに混ざってきて、消えつつあるものもあります。
ちょっと寂しい気がしますが、あなたが「どちらのしきたりにすべきか」迷うときは、都会の一般的なものを選ばれたほうがいいかもしれません。

 

1. 骨葬/前火葬
秩父でのお葬式は、ほとんどが骨葬(いわゆるお葬式の前に火葬を済ませてある状態)で多くが午後1時くらいから始まります。ですから火葬の時間もそれに合わせて少々早く午前8時~10時ごろになるのが一般的です。
骨葬の流れは、午前中に近親者が集まり、出棺・火葬を行い、その後、式場に戻り告別式を執り行います。火葬の待合中に昼食を取りますので、早いときには9時ごろ昼食(朝食?)になってしまうことも多くあるんですよ。
2. 友引の葬儀
全国的には友引の日には告別式を行わず、火葬場もお休みになってしまうのが一般的なのですが、なんと秩父地方では友引の日も関係なく葬儀を行います!もちろん火葬場も営業しています。
お坊さんによっては「友引の日は、午後3時以降の葬儀でなければ」とおっしゃることもありますが、なんにしても、秩父では友引によって葬儀の日程がずれるということがありません。これはとても珍しいことなんですよ。(もちろん友引の日を避ける場合もあります。)
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3. 枕 膳
人が亡くなると、まず枕団子と一膳飯をお供えしますが、この枕団子、秩父では上新粉ではなくうどん粉で作ることが多いんです。また、一膳飯ご飯は枕団子をゆでた煮汁で炊くのです。このとき、使い古した鍋を使い、屋外で炊くことになっているのが秩父のスタイル。
使った鍋は一週間使ってはいけないそうですよ。
4. 納棺時のサプライズ 

その1
納棺をするときに立ち会った方々に、縄が配られます。参列した方々は皆さん腰に巻き立結びに結びます。女性の方はたすき掛けにする地域もあります。女性の方がたすき掛けにするところを見ると着物を着ていた時代に "たもと" がじゃまになったのでしょう。

その2
親しい方々が酒を口に含み、故人に吹きかけます。昔は殺菌・消臭のために行っていたことが今に残っているしきたりですが、霧吹きのように上手に吹ける方はごく一部。だいたいの方は液状のままお顔にかけてしまいます。ちょっと汚いですね(笑)。

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5. ご弔問

その1(お通夜に赤い水引き?)
訃報を知って、喪家に弔問に行くときやお通夜に持参するお香典。
他の地域では白黒の水引きを使用し、表書きを「御霊前」とするのが通例ですが、秩父ではこのときお香典とは別に「赤い水引」で「御見舞い」の表書きの封筒を準備している事があります。
これは「入院中にお見舞いにいけず、今になってしまいましたがお受け取りください」という意味合いから来ているものです。東京から来た方や、このしきたりを知らない秩父の方はびっくり。
複雑な顔をしてこの "御見舞い" を受け取ります。
この習慣を秩父以外の場所でもしてしまう方もチラホラ・・・。これは秩父特有の習慣です。気をつけましょうね。

※最近では、ほとんどの方が一般的な香典袋のみを用意するようようになりました。昔ながらの風習が消えていくのは、ちょっと寂しい気がします。

その2(お悔やみ酒って何?)
弔間に来る方を観察していると、手にお酒をぶら下げてくる方がいます。ある説によると"亡くなった方への手みやげ" なんだそうです。秩父のお葬式って本当に奥が深いですね!

6. 葬儀中の習わしあれこれ

その1 金剛杖、かんむり、いろ、とも白髪。これ参列者がつけるんです。
秩父の葬儀では、参列された方が着席すると、全員に "金剛杖" を、男性には "かんむり"を、女性の方には "いろ" と "とも白髪" が配られ、それぞれを身に着けて巡礼のような格好で葬儀に立ち会い、導師(お坊さん)の「引導」が終わるまで身につけ、その後回収します。引導とは三途の川を渡ることを意味していて、『三途の川を渡る〈前〉まではみんなで同じ格好で見送るが、引導が終わり、三途 の川を渡った先からは一人で行ってくださいね』
という意味があるんですよ。

その2 生飯(さばめし)
葬儀の読経が始まると、おもむろにお隣組さんがご飯を一口ずつ配ります。重箱などに入ったご飯を箸で参列している皆さんの手の甲に配り、まるで試食のように食べます。
これは参列した一同で会食して力をつけて旅立ちをするためのものだそうです。
秩父の特徴的な風習でしたが、最近はほとんど見られないようです。

その3 白木のお膳から漆塗りのお膳へ
秩父では、火葬の後の葬儀・告別式が終わると、休憩を挟んで忌明け・初七日法要が行われます。その休憩中に、祭壇に上がっているお膳(枕膳)を朱塗りのお膳(忌明け膳)に交換します。見た事がおありでしょうか?

枕膳は、葬儀までのお膳として使われます。葬儀が終わった後は通常の食事に戻るという意味も含めて朱塗りのお膳に替えるのです。この時点で葬儀前・葬儀後が別れるのです。枕膳はご飯の位置が右側ですが、忌明け膳は通常の方が召し上がるようにご飯が左になっています。

ここで特徴的なのは、ご飯はお代わりができないのでなるべく大盛にして、ご飯の上にはご飯で作った団子を乗せる事です。この団子は、新しい仏様用ではなく、無縁の仏様への食事として供えるものです。なんだかやさしい風習だと思いませんか?

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7. 受付のサプライズ

その1 ともに立ちますか?
秩父の葬儀に参列される方々は、大きく2つのパターンに分かれます。着席し、葬儀に立ち会う方と、お焼香だけしてすぐに帰られる方です。最初の葬儀に立ち会う方を「ともに立つ方」と呼び、精進落としまで同席されるとみなされます。
受付のときに「ともに立ちますか?」と聞かれますので、「ともに立ちます」「いえ、お焼香だけで失礼します」などと答えましょう。親族以外でも親しい方はともに立つことが一般的ですので「お友達はともに立つ」と覚えてくださいね。

その2 "色代100円"って何?
受付に "色代100円" と書かれた張り紙が出ていることがあります。色代とは、いろ=経帷子のことで、それをお寺から借りる代金というのが本来の意味ですが、今ではこの100円はお香典と一緒に喪家へお渡ししています。先述の「ともに立つ」方が100円を支払います。この "色代100円" の張り紙を見かけたときは「ともに立つかどうか」を聞かれるんだということを覚えておいてくださいね。

その3 香典の中身はすぐ確認!
東京から参列された方などからは驚かれることも多いのですが、秩父では受付でお香典をいただくと、すぐに目の前で開封し、金額と表記が合っているかを確かめます。ビックリするかもしれませんが、これは昔からのしきたり。決してあなたを疑っているわけではないんですよ! 

8. 返礼品のなぞ

その1 キャラメル、あめ
秩父のお葬式の返礼品の袋の中にキャラメルやあめが入っていますが、なぜ?って思っている方も多いと思います。いろいろ説はあるようですが一説によると、昔、お葬式の時"じゃらんぽん" という棺をかついだ葬列がドラをじゃらんと鳴らしながらそのお宅の庭を回る儀式があり、その時に昔はお金を撒いたそうです。(故人の形見分けだと思いますが)そのお金が今日ではキャラメルやあめに変化して返礼品の袋に納まっているようです。

その2 遺物
形見分けの品という意味でお渡ししますが、本当の形見ではなく、新しい品物です。主に親戚・近しい人・お隣組などの葬儀に立ち会っていただいた方々(秩父流に言うと "ともに立った" 方)に、会葬御礼の返礼品とは別にタオルやハンカチなどを用意し、持ち帰っていただきます。

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9. 寺送り
秩父では、葬儀がすべて終了すると「寺送り」という、故人をお寺へお送りする行事があります。まず、葬儀が終わって住職がお寺へ到着するころを見計らって、親族6~7名でお寺へ伺い、本堂で読経、位牌堂での読経に参加します。この読経は「この度、○○が亡くなり、このお寺に入ることになりました」と、ご本尊様とお寺に眠っている方々へのご挨拶の意味があります。その後は住職を交えて、お茶をいただきながら法話をしていただく流れが多いようです。このとき、普段なかなかお話しする機会が無いお坊さんに、仏事の質問などをしてみるのもいいでしょう。
10 . 念仏
秩父では、お葬式・精進落しの後、最後に "お念仏" というものがあります。お念仏は隣組みの方々が中心となって執り行います。鐘をたたき "十三仏" とか "南無阿弥陀仏" などの念仏をそれぞれ7回または13回行います。
図解
10 . 念仏
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1. 規模(人数)
葬儀では、あらかじめお知らせする範囲(規模)を考えておくことが大切です。
規模は費用と直結した大切なポイントです。 故人の意向を尊重した上でどこまでの範囲にお知らせするか、じっくり考えてみてください。
一般葬
・ 大規模 … 親族、友人、知人、お隣組、仕事関係の方々
・ 小規模 … 親族、友人、お隣組
家族葬… 内々の方々だけでしめやかに行う
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2. 形 式 
故人の信仰にもとづいて葬儀の形式を決めます。また、生前に希望がある場合、菩提寺がある場合など、故人の希望や趣向に沿う形式を考えてみてください。
仏式
仏式でも各宗派により葬儀の内容は異なります。宗派や地域の慣習によっても違いはありますので、事前に菩提寺や葬儀社にご相談されると安心です。突然の事にも備えて菩提寺のある家は、事前に身内の不幸のあった場合でのお勤めについて、住職とご相談されておかれると良いでしょう。
神式
仏式の葬儀と神式の葬儀で大きく違う点は仏教が即成仏を祈るのに対し、神式は故人の霊が家の守護神・氏神として祭られる点にあります。
キリスト式
キリスト教のお葬式は、一般的に教会で行われます。もともとキリスト教の文化圏ではお通夜はありません。日本で行われているキリスト教式の葬儀では日本古来からの習慣にあわせて仏式の通夜にあたる儀式を行うのが一般的です。
無宗教式
無宗教葬とは、宗教的要素を除いた葬儀のことです。僧侶・神官・牧師・神父などの宗教者を招かずにおこなうお葬式のことです。宗教的な儀礼なども営まない事が一般的であり、自由にみおくる「お別れ会」又は「自由葬」「音楽葬」などの場合に多く執り行われています。
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3. 安置先の希望
ほとんどの方が臨終を病院で迎えられます。この場合、ご遺体の搬送、役所への届け出、親類や知人・菩提寺への連絡、葬儀社の手配などなどやるべき事が沢山あり、何からすべきか良く分からなくなってしまう事が多いようです。一番初めに、故人様のご安置を決めてください。自宅での安置が出来るようであれば、自宅へ、難しい場合は葬儀会館へ安置になります。
自宅
お線香などお供えを置くスペースを考慮し、4畳以上のお部屋へ安置をお勧め致します。その際にドライアイスをあてます。
葬儀社・葬儀会場
事前に葬儀社を決めておき、安置の相談しておくと安心です
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4. 葬儀会場( 式場)
葬儀会場は、「場所」、「規模」、「予算」、「内容」、「日程」を考慮して決めます。 これらの優先順位を考えてよりよい葬儀にするための葬儀会場を選びましょう。 また自宅はもちろんのこと、地域の集会所、菩提寺を利用できる場合もあります。
自宅
規模などを考慮して決めましょう
民営葬儀場(会館)
寺院や葬儀社が所有する葬儀場です。 設備や利用条件などで融通がききます。
公会堂・寺院
通夜や宿泊が出来ない場合があります。確認をしましょう!
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5. 予 算
葬儀に必要な予算は大きく3つにわかれます。 すべての費用を事前に見積もってあらかじめ葬儀の予算を立てましょう。
葬儀の費用 … 葬具、式場の使用料や霊柩車、マイクロバス費用
お料理 … 通夜ぶるまいなどでの弔問くださった方への食事費用
返礼品の費用 … 最近の返礼品に多いお茶や遺物(タオル、ハンカチ、くつ下など)費用
お礼・お布施 … 宗教者の読経や戒名、法要、お車代などの費用
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6. こだわり
故人の遺志やご遺族のご希望により「宗教的要素を取り入れたくない」、「故人の好きだった音楽や生花などで送りたい」、「お料理にこだわりたい」などのご要望をお葬儀・葬送に取り入れることができます。 心の温もりが感じられる、ご家族をはじめ、皆様が納得できるお葬儀を執り行うために、あらかじめ葬儀社とご相談されておくと安心です。
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